2025/04/29

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台湾のウー・カンレンら、Netflixの新作中国語ドラマ『彼岸之嫁』で主役を

2019/01/31
Netflixによる中国語のオリジナルドラマ、『彼岸之嫁』がまもなくマレーシアでクランクイン。台湾で映画やテレビの賞に輝く有名俳優、ウー・カンレンと黄姵嘉が主演する。写真はウー・カンレン。(Netflix公式サイトより、中央社)
米国の映像ストリーミング配信事業会社Netflix(ネットフリックス)が30日、中国語のオリジナルドラマ、『彼岸之嫁』がまもなくクランクインすると発表した。同ドラマは全6話の予定で、監督2人に米国の脚本家というチームで製作。監督はいずれもマレーシア籍のクイック・シオチュアン(郭修篆)と何宇恒が担当する。
 
『彼岸之嫁』は米国の華僑作家、Yangsze Choo(朱洋熹)の作品でニューヨークタイムズの売上ランキングにも入った『The Ghost Bride』を脚色。同小説は米国で発売されると大評判となり、著名なテレビ司会者、オプラ・ウィンフリーさんも推薦した。Netflixは今回、若手の才能ある監督2人にタッグを組ませた他、テレビシリーズの『THE FLASH/フラッシュ』や『ハンニバル』などによってハリウッドで徐々に頭角を現した台湾系華僑の脚本家、Kai Wu(呉凱毓)を招いている。
 
一方、キャストは映画『白蟻:欲望謎網』でタイペイ・フィルム・フェスティバル(台北電影節)最優秀主演男優賞を受賞したウー・カンレン(呉慷仁)、テレビドラマの『台北歌手』で台湾のエミー賞とされるゴールデンベル・アワード(金鐘奨)最優秀主演女優賞を獲得した黄姵嘉、さらにカナダの華僑俳優で、映画『アクアマン』でマーク隊長を演じたルーディ・リン、中国語の音楽や演劇界で活躍するマレーシアの俳優、田士廣などが出演する。『彼岸之嫁』は近日中にクランクイン。Netflixがマレーシアで中国語のオリジナルドラマを撮影するのは初めてで、ジョホールバルやペナン州、イポーなどがロケ地となる。
 
物語は1890年、ムラカが植民地だった時代に展開する。ヒロインの「麗蘭」は名家の林家による異常な要求を受ける。それは「冥婚」、すなわちすでに亡くなった林家の御曹司との結婚だった。「麗蘭」が応じなければ、彼女の家族は巨額の債務によって破滅するという。この恐ろしい結婚から逃げようとする「麗蘭」は、自分が不可解な殺人並びに霊界とも重なる難解な事件に巻き込まれていることを知る。
 
 

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